性感染症

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性感染症(STD)とは

最近流行っています!
性感染症って病気、皆さんはどんなものかご存知ですか?
性感染症とはセックスによって人から人へ感染する病気です。自覚症状があるものもあれば、全くないものまであり、種類はいろいろありますよ。自分が病気をうつされるのはもちろんイヤだけど、大好きな人にうつしてしまうのもイヤですよね。また、万が一感染した場合のダメージは男性よりも女性の方がココロとカラダの両方に大きいものです。
性感染症は正しい知識をもって予防することで感染をぐっと減らすことができます。
また万が一感染してしまっても定期的に検診を受けていれば、早期に発見し治療することができますよ。

最近このような症状はありませんか?
○ 最近おりものが増えた、または色がおかしい、においがへん
○ 外陰部がかゆい、痛い
○ 外陰部に水泡やイボのようなものができた
○ セックスの時や排尿時に痛みを感じる   

1つでも○がある場合はぜひ診察を受けましょう。(婦人科検診は4階茶屋町レディースクリニックで行っています。)

心当たりはありませんか?(性感染症になりやすいケース)

○ セックスをするときコンドームを使わない
○ 複数のセックスパートナーがいる
○ 出血を伴うセックスをしている(アナルセックスなど)
○ シャワーなどを使用せず不潔な状態でセックスしている

心当たりがあって、気になる症状がある方。一度検診を受けられることをお勧めします。

クラミジア感染症

クラミジア・トラコマティスという微生物により感染します。
若年者、とくに女性に関してはteenagerにも広く流行しています。
通常のセックスだけでなく、オーラルセックスによって口の中にも感染します。
そして自覚症状がないまま気づかず経過する人が多いので注意が必要です。
症状がないので知らず知らずに他の人にも感染を広げてしまうようです。

治療しないと!
治療せず病状が進行すると、
腹腔内に広がり激しい下腹部痛(急性腹症)を起こすことがあります。
卵管の癒着などから不妊症や子宮外妊娠の原因になることもあります。
妊娠中、流産の原因や破水、早産の原因になることも


(症状)
女性の場合はおりものの量が多少増えたり、軽い下腹部痛が出ることもあります。妊娠時に検診を受けて初めて過去の感染がわかる人もいます。

(検査)
女性の場合はおりものの検査になります。PCR法というDNA鑑定のような方法で行いますので、感度が高く、間違いにくい検査です。血液検査も行うことができますが、過去にかかったことのある方は、たとえ治療後でも検査では陽性が出てしまいますので治療効果の判定にはなりませんし、今現在感染しているかどうかもわかりません!
では男性の検査は?尿検査になります。それも初尿(朝一番のおしっこです)でも、会社帰りに泌尿器科で検査というパターンが多くて、薄いおしっこの検査になってしまいます。その結果、彼女は陽性、彼氏は陰性で二人の間には気まずい空気が流れることも多いようです!(要注意!)

(治療)
いい薬ができました。以前は1日2~3回、2週間の服用をお勧めしていたのですが、今は新薬で1回4錠を服用するのみで治ります。しかし、服用後1週間は感染の危険性がありますので、性交渉は控えるように。
この薬は妊娠中にも投与することがあるように安全性が高いのですが、下痢症状が出現する方はが多くいますので注意です。

淋病(りんびょう)

淋菌が原因です。感染力が強く、1回のセックスでうつる確立は30%程度といわれています。感染が進むと卵管炎に進み、これが不妊などの原因になることもあります。

(症状)
女性の場合は感染から数日後、おりものの増加の外陰部のかゆみ、さらには腹痛を伴うこともあります。特にうみのようなおりものには注意が必要です。
男性の場合はとにかく痛い!おしっこしていても、じっとしていても。俗に「うみのションベン」が出ます。

(検査方法)
これもPCR法というDNA鑑定検査を行います。女性の場合は膣分泌物(おりもの)、男性の場合は尿検査(初尿)です。
*口腔内細菌(口の中の細菌)に同じグループの細菌がいて、混同してしまうことが報告されています。ですから、口の中(のど)の検査の結果は???怪しい結果が出ることが多いようです。


(治療)
昔はペニシリンを処方していましたが、徐々に効かない淋菌が増えてきて、現在はほとんど効きません。その後セフェム系抗生物質使用していましたが、結果は××です。乳液性の白い筋肉注射が最後の手段ですが、お尻に打ってもかなり痛い注射です。

 性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスにより感染し、一度かかるとウイルスが身体のなかに住みついて、体力が落ちたときや月経・妊娠時に再発を繰り返すことも少ない。Ⅰ型とⅡ型があり、通常Ⅰ型が口の周りに出ることが多いのですが、オーラルセックスの影響で外陰部にもⅠ型のヘルペスができるようになりました。Ⅱ型も本来は外陰部にできることが多かったののですが、口の周りにもできるようになっています。一般的にⅡ型の方が再発を繰り返しやすいとされています。ひどい人は年に10回近くも再発する方もいっらしゃいます。
出産時に性器ヘルペスが出現している場合は分娩時に赤ちゃんに感染が及ぶ可能性が高く、赤ちゃんが感染を起こすと高率に脳炎を起こして死に至ることが報告されていますので、帝王切開で出産することになっています。

(症状)
症状が出る前に全身倦怠感や風邪のような症状がでたり、違和感があったりします。その後、水疱(ミズイボの様なもの)があらわれ、これが破れて潰瘍になると激しい痛み、発熱がおこります。排尿痛や歩行困難を訴えることもあります。
ひどいときには入院が必要なこともありますよ。

(検査)
血液検査や感染した細胞の検査で診断することもありますが、ほとんどの場合は見た目で診断できますよ。

(治療)
抗ウイルス薬を5~10日内服します。併せて軟膏も塗布します。
以前の薬は1日5回も服用していましたが、最近の薬は1日2~3回の服用を約5日間で症状はなくなるようです。再発の場合はできるだけ早く服用を開始することで症状がでないこともありますよ。

尖圭コンジローム

ヒトパピローマウイルスによって感染する性感染症です。3週間から8ヶ月と潜伏期間が長いため(平均2.8ヶ月)、感染者が無自覚のままパートナーにうつしているケースもあります。ヒトパピローマウイルスの種類によっては子宮頚ガンとのかかわりが指摘されており、早めの検査と治療が重要になります。

(症状)
性器から肛門にかけて先端のとがった小さなイボが多数できます。さらに症状が進むと、イボが集中してカリフラワー状の腫瘍になることもあります。ただし、イボ自体は殆どが良性のものです。

(治療)
大きければ切除、あるいは冷凍凝固をします。
当院では現在、痛みの少ない冷凍凝固法を採用しています。

 カンジダ腟炎

カンジダアルビカンスという真菌によって感染します。セックスだけでなく、女性の腟内に常在する真菌でもあるため、抵抗力が落ちたときや抗生物質を服用したときなどにも発生することがあります。

(症状)
外陰部が赤くなり、激しいかゆみ(痛がゆい感じ)があります。白くボロボロとしたチーズ様のおりものが出ます。

(治療)
抗真菌薬の腟錠を使用します。軟膏も併せて使用します。

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